今回は、今後あなたが「禁煙を成功」したかなと感じた時、なを今後完全に成功させるためにちょっと気をつけたい事を書きたいと思いますね。よろしく

禁煙成功者?の落とし穴とは

風の里公園の風車
一般的に‥医療機関の間での"禁煙成功"と呼べる禁煙期間の定義が【約一年間位の禁煙】と言われているそうです。



☆ところが、ある程度の期間、禁煙を継続出来た方は経験あるかと思いますが、長い期間禁煙が続いてくると、回りの人の反応も最初みたいには「すごいね」とか「えらいねぇ」とか、あまりかまってくれなくなって来て、物足りなく感じて来たりするものです。

これは自分にたいして、回りの人の対応が禁煙状態の人に対する物ではなく、タバコ吸わないのが当たり前の【非喫煙者】として扱ってくれだした結果であり、本来ならうれしいはずなのですけどね。おいらもなんか物足りない感はありました。

そして、自分自信でも禁煙が当たり前になって来たせいか、始めた当初より"禁煙が続いてる事"への「充実感」とか「満足感」「達成感」などが、だんだん薄れて来る事があります。

≪何となく、なんか退屈で最近つまらない・・。何かが足りないんだよなぁ・・・。

と、言うような気がして来たりする時が、時々あります。

その時、"何かが足りない"が→「タバコが足りない!」となると大変ですよね
すると→「あれっ?タバコってどんな味だっけとか「一本だけなら大丈夫かな‥とか言って不用意に吸ってしまうと、たちまち喫煙者に逆戻りそんな経験ある方も多いのではないでしょうか

この状態は、実は初めてタバコを吸い始めた時と全く同じく「タバコの罠」に見事にかかった状態と同じなのです。

そして悪い事に、「元喫煙者」はタバコにたいして、もともと喫煙者時代すでにニコチンに【耐性】が出来ていたので、喫煙者に戻るのも初めてタバコを吸った人より断然早いのです(これが恐ろしい!

実は、おぃら自信もずいぶん前の話ですが、4ヶ月近く禁煙した時にこんな感覚に実際襲われて、「どんな味だっけ〜?」と軽い気持ちで一本吸っただけで喫煙者にソッコーで逆戻りと言う苦い経験がありました

★もう自分自信の体は【ニコチン依存】はとっくに終結しているのにも関わらず、心の中ではまだ【タバコを吸っていた時の感覚】だけが完全には忘れられてはおらず、時々その感覚(記憶)が見え隠れするせいだと思います。

しかしなぜこのような現象がいつまでも起こるのでしょうね


☆ではもう一度ニコチン依存の起こる仕組みを考えて見ましょう。
(今回はちょっと科学的な感じで説明することにしますね
禁煙啓発ポスター(禁煙学会)
まず、初めてタバコを吸った人が最初に感じるのは、「異様な味」とそして「煙いし頭がふらふらする」と言う、大体が「タバコの味」とは程遠い感じを受けた事だと思います!



実は、そのふらふらしたり気分悪かったりする原因は、ニコチンを摂取する事によって脳の神経伝達物質の<ドーパミン>、<ノルアドレナリン>、<アセチルコリン>、<セレトニン>といった脳内分泌物質に取って変わり、ニコチンが脳内の神経伝達の、「電機的興奮」を起こさせ、誤作動をさせてしまうのです

通常の神経伝達物質は、伝達した後、酵素で分解されたり、再取り込みされたりして無くなりますが、ニコチンは脳内からなかなか無くならない為、神経伝達が過剰になってくるため、「脳内の調節機能」が働いて、ドーパミンやアセチルコリンといった神経伝達物質受容体の放出が徐々に制御され、神経伝達物質放出能力が衰えて来るのです。

すると今度はニコチンの手助けのない状態では神経伝達が起こら無くなりタバコを吸わないと気分が沈んだり、いらいらしたり、眠くなったりするのですそして喫煙者の脳がまた無意識にも、神経伝達をタバコに頼ってしまうのです。

その後、タバコを吸うと調子よくなると勘違いした脳は、゛吸うのをやめない限り゛未来永遠に喫煙の無限連鎖が続いていくのです

ちなみに神経伝達がうまく行かないと脳内はどうなっているか

実は、ニコチン切れにより神経伝達がうまく行われなくなるため脳波が少し遅くなるのです

本来調子のよい脳波の周波数は「アルファ波」で、ノンスモーカーは日頃から「アルファ波」が多く、喫煙者は少ないといいます。そして逆に喫煙者はその下の「シーター波」とか「デルタ波」が多く、けだるかったり憂鬱っぽかったりするのです。

喫煙者はもともと誤作動で遅くなった脳波を、喫煙のニコチンの手助けによって吸ったわずかの間だけ、脳波が正常に近くなるのです。

これを喫煙者の脳が‥、
「あ、タバコを吸うと調子が出るんだ。」とか、「目が覚めて、頭が冴える。」とか誤認識してしまって潜在意識に記憶されてしまうのです。

実はこれがニコチン依存の起こる仕組みなのです

このことをしっかりと認識しておかないと、また万が一新たに「喫煙欲求」が起きた時、タバコの罠にはまって再喫煙しまうのです

もともとタバコを吸わなかったら神経伝達物質も減らずにずーと快調に過ごせると言う事を、しっかり認識して再喫煙防止に努めましょう



タバコを禁煙すると‥たばこよサラバ!

徐々に体内の血中からニコチンが消えていきます。(約3日で消えてしまいます。)

そしてこの時、ニコチンが抜けて行く反動で、脳内の神経伝達がうまく行かなくなってきます。この辺りがいわゆる「禁断症状」と呼ばれるもので、人によってはイライラや鬱症状が出やすい期間です
(禁煙鬱と呼ばれる症状も実はこのため)

喫煙時、タバコのニコチンが、【脳内神経伝達物質】にとって代わって補ってたものがなくなり脳はあわてますが、(リセット禁煙では脳がニコチンに頼ってサボってたとわかりやすく解説してます。やがて、自らの力でまた自然に、【アドレナリン】や【ドーパミン】、【アセチコリン】が正しく放出され、活動再開するのに要する期間が人によっても様々ですが、約3週間位とされてます。

ここまで来るのが禁煙にとってはまず一番の関門と言えるでしょう。

そして今あなたは見事に禁煙に成功されたと感じるとこまで来たとしましょう!

すると‥上の欄で書いたような、なんか物足りないような、「禁煙成功って‥ん〜こんなもんかな」と言う状態に陥ったとします。

でも、あなたはここまで漠然と禁煙してきた訳ではないです。しっかりとタバコのメカニズムがわかっていればきっと乗り越えられるでしょう油断はしてはいけませんが、必要以上に神経質に考える必要はないのです。

精神依存」は、いわば、【喫煙の世界】から慣れない【ノンスモーカーの世界】にお引越し〜!そんな感じなのです!

知らない土地に移住してきた住民のような状態だから、その土地、その地域に慣れて行くのには若干の時間が必要なのです。でも、もともとはみんなノンスモーカーの世界で生まれたんです。だから、必ず慣れて来るはずなのです絶対に

若干の根気は必要かもですが、気長に気楽にがんばればOK〜

そして‥

もう、ここまで読んでくれたあなたは、

すでにノンスモーカーなのですから



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